日産がEV車用のバッテリー工場を設立予定

こんにちわ しんべぇです。日産自動車がイギリスにバッテリー工場を建設すると表明しました。バッテリー工場と言えば テスラ社のギガファクトリーが有名です。テスラ社はアメリカ・中国に既に巨大バッテリー工場を稼働中で、今後ドイツとインドにもギガファクトリーを建設予定とのこと。テスラは4か所合計で150GWh規模のバッテリー工場を持つこととなり世界一のEV会社に君臨しています。何かと後手な日本ですがようやく日産自動車がイギリスにあるサンダーランド工場の隣接地にギガファクトリーを建設するそうです。稼働当初は9GWhで生産開始し2030年までに35GWhまで拡大するそうです。しかもこの工場を100パーセントクリーンな電力で稼働するとのことです。素晴らしーですよね。再エネ先進国のヨーロッパ圏内だからこそ実現できるのかもしれません。1ギガワットは100万キロワットですから、35GWhならリーフ君(40KW)が875,000台作れますよね。年間生産がこれ位なら日産さんが年間生産しているガソリン車28万台を全てEVに置き換えられる数になりますね。今後EV生産を加速出来るかの鍵がバッテリーの自社調達にかかっていますから 日産さん頑張ってほしいです。

そして7月14日のニュースを観てびっくりしたのが 欧州(EU)で2035年に完全EV化の方針を出した事です。あと14年でEUからガソリン車(ハイブリット車含む)の新車販売を禁止だそうです。政府機関がこのような発表をしたことも驚きです。これに対して日本もトヨタの社長も驚いたことでしょう。今こそ日本政府と自動車産業が連携して日本の方向性を大幅に修正すべき時ですよね。先にトヨタの社長さんが今後の脱炭素計画を表明していますが、雇用を守るために政府に対する苦言がありました。この部分大切な内容だと思いますが 日本の自動車産業をけん引する立場ではこの内容を前面に出すのは 世界に向けての発信力を欠く内容に聞こえてきてしまい少し残念でした。EV車で日本の覇権を狙うEU連合に対抗するには 日産さんが今回表明した規模以上のEV対策を表明したうえで 政府としても雇用を守り雇用を作る姿勢を見せてくれれば安心できるのですがね。頑張れニッポンです。

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